シルバニアさん用の紅茶の缶
明けましておめでとうございます!
クリスマス、お正月と慌ただしくも楽しい休暇が終わってしまい、久しぶりのお仕事のリズムを取り戻そうと必死な毎日です。休みすぎるとこれが大変ですね…
さて、ずいぶん前に灰みみ様の箱の作り方をごちゃごちゃ改悪したのですが、またやりました。ごめんなさい。トップの画像のお茶の缶みたいなものを作りたくなったので、以前うまくいかなかったことのリベンジも兼ねてやらかしたわけです。なおリベンジは叶わずでした。分かってたから悔しくない…悔しくない…
箱自体の作り方は灰みみ様のブログが分かりやすく目の保養にもなるのでそちらを推すだけにとどめまして、改悪部分のみをば。
円形の箱と蓋とを厚紙で作ったら、箱と同じ直径の厚紙をもう一枚用意して、中央に窓をくりぬきます。次にそれらを銀色に塗りますが、蓋の一番上の平面(箱の外側面)は塗らなくても大丈夫です。なんだかケーキ型とワッシャーみたいなパーツが出来上がります。
蓋の上の平面(さっき色を塗らなかったところ)にシールや可愛い柄の紙などを貼ります。写真では柄が中央に来るようマスキングテープを貼りました。
さっき作ったワッシャーもどきを上から貼って、蓋とワッシャーもどきの境目をもう一度銀色に塗ってなじませます。出来上がり!まーたこんなクオリティの記事を書いちゃって。
こういう缶は金属光沢といっても鏡面ではないので、油性のマーカーで塗るだけでそれっぽく見えます。箱に使う厚紙も、光沢のない面(裏側)が出るようにすると、適度な凹凸が本物と似たような質感になっておすすめです。
シールやマスキングテープのほかに、シルバニア商品についていた小さな広告を切り抜いたものも可愛いです。
ほら可愛い!缶の本体がぼろぼろなのに、まんなかでショコラウサギさんが微笑んでいるだけで自動的に可愛い属性がつきます。ショコラさん達の結婚式で引き出物に貰ったような雰囲気もありますが。バームクーヘンみたいな感じで。中の紅茶は甘い香りのフレーバーティーとかかなぁ(果てなき妄想)。
簡単なのになかなか満足できるものが作れませんでしたので、需要のないコツを置いておきますね。
左から順に試作1号、2号、3号です。
試作1号は、ワッシャーもどきと蓋の境目がどうしてもなじまず、更に油性マーカーが乾いてもちょっと手に銀色が付いてしまうのでボツ。油性マーカーの上からトップコートを塗ってみたら、銀色は付かなくなりましたが分厚くなったせいでフタの開け閉めが困難に。
試作2号は蓋を少し大きく作ってみました。これで本体との継ぎ目なじまない問題もトップコートで分厚くなって閉まらない問題も解決するかと思われましたが、可愛くないのでやっぱりボツ。窓の大きさは調整するとしても、シルバニアさんに対して大きすぎるのはちょっと。かと言って蓋のサイズを据え置きにして箱の方をこれ以上小さくするのは、紙の厚みから難しかったです。もうちょっと薄手の厚紙(?)か、器用な指先があればいいかも。
試作3号は、蓋の大きさを1号と同じに戻し、ワッシャーのみを気持ち大きめにしました。ちゃんと数値で決めたかったのですが、ほんとに気持ち程度変えるだけでずいぶんきれいに仕上がりました。色を塗るのにはマーカーではなく銀のマニキュアを使うことで、トップコートを塗らなくてもよくなったので蓋も閉まります。模型用の銀色の塗料もいいかもしれません(試してはいません)。
個人的に納得のいくバランスは、直径16mm高さ5mmの大きさで窓の直径10mmでした。
トップ画像にもあります試作3号がその比率です。
暇があれば量産して、シルバニアさんの紅茶専門店を作りたいなー。
おしまい。
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