レジンを使わないミニ鉱石づくり
あれこれでバタバタしていたら時間が取れず、ずっと放置していましたがちょっとだけ更新しておきます。
私はクグロフも好きですが鉱石も大好きです(謎の比較)。シルバアニアさんでは魔法っぽいファンタジー要素も取り入れたいと思っているので、魔法の力がありそうな鉱物を作ってみました。需要があるかどうかは微妙ですが…
レジンを使う方法と使わない方法、2つで作りました。上の画像の6つの棚のうち左上と右下がレジン製で、真ん中左右の段と右上と左下がレジン製でないもの。あ、棚の上に載ってる紫色のもレジンです。
レジンで鉱物を作る方法はいろいろなサイトで綺麗な作品とともに紹介されているので、今更私が説明することはありませんね…
レジンではない方もとても簡単なのですが、一応作り方2つをまとめます。
作り方①(火を使う)
まずは蝋燭をシリコンのお弁当カップに入れて湯煎で溶かし、溶けてきたら芯を取り除きます。このとき必要な体積よりもかなり多めに溶かしておくことをおすすめします。色を付けたい場合はここで溶かしながら着色してください。やけどにはご注意を!
おゆまるで作った型に流し入れ、冷めるまで待ってから外すだけ!
おゆまるでかたどるのに好い原型がなければ、消しゴムをそれっぽく切って原型にしてもいい感じ。上の画像だと右の白いのが消しゴムで、左の青いのが着色した蝋を固めたものです。
おゆまるは熱い蝋でやわらかくなるので大きな作品はおゆまるでないもので型を取ってください。こんなことができるのは蝋が少量だからこそです!
左奥の青いのはレジン製ですが、それで型をとってピンクや水色の六角ポイントも作りました。レジンと違って冷めればすぐに型から外せるのでぽいぽい量産できます。当然なのですが固まると体積が減少しますので、気持ち多めに注ぐとよいかもしれません。
さきほど多めに蝋を溶かした理由は、どうしてもシリコンカップに蝋が残ってしまい注げる量が少なくなるからです。シリコンなら残った蝋も簡単にはがせるので、適当に砕いて紙粘土に突き刺すことでミニミニ鉱物も作れます。写真だとあんまり可愛くないのですが、現物を見ると楽な割には納得のいくもの…かなあ…()
作り方②(カッターを使う)
火を使うと危ないのでカッターで作る方法も。カッターも危ないは危ないのですが。
とっても簡単、蝋燭をカッターでいい感じの形に削り出し、紙粘土の土台にくっつけるだけです!
この白いクラスターと濃いピンクの結晶は、どちらも削り出して作ったものです。白い方は適当に砕いた蝋を紙粘土に張り付けてそれっぽい土台をつくりました。先ほどの方法で綺麗に面を作れなかった場合も削って形を整えるともう一度溶かして固めるよりも簡単です。
レジンを使うのは金額とか硬化時間とか匂いとかで結構躊躇する、という方にもおすすめできるミニ鉱物の作り方です。ただし、レジンの透明度は望むべくもありませんし、大きな作品を作ろうとすると案外簡単に折れてしまうのも欠点です。
これは青く着色した蝋ですが、着色にネイル用の蓄光パウダーを使ったので…
暗くするとぼんやりと光ります。魔法っぽい感じが出せているかな?
ピンクの蝋は、お誕生日ケーキなんかに付いてくる赤い蝋燭を少しだけ砕いて入れました。少量でも濃く色が出ますので、本当にちょっぴりだけ入れた方がきれいだと思います。
これは人間用のサイズのペンダントトップです。ピンクの蝋が我ながら綺麗な発色にできたので、調子に乗ってミール皿にくっつけてラインストーンなんかつけてしまいました。とっても軽い!とってもおもちゃっぽい!…まあおもちゃですからね。遠目にはローズクオーツみたいでそれなりに可愛いですよー
シルバニアとは直接関係あるのか微妙ですが、レジンへの一歩を踏み出せなくとも鉱物風の作品は作れるということで載せておきます。
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