ウッドクラフトをプチアレンジ

今回は写真多めかつ文章長めです。すみません。


先日お迎えしたチャコールネコのお父さんは、家具職人のお仕事をしているという設定にしました。が、家具職人をお迎えしても私が作れるのはキャン★ドゥさんのウッドクラフトくらいなので、せめてほんのちょっとアレンジを加えてみました。



…そのご紹介の前に。

今まで写真を撮っていたハウスにはスチレンボードで1枚壁を追加していたのですが、そこに出入り口の穴をあけました。シルバニアさんに合わせた大きさの穴です。




大人の人形の大きさに合わせて穴の大きさを考えて、その形に型紙を切り出しました。今はネコさんしか住まないのでこのくらいの高さですが、ウサギ族なんかにはもしかしたらひっかかるかも…



壁にはテープを貼っているので、それとのバランスも見ながら型紙をスチレンボードの穴をあける位置に留めます。スチレンボードはマスキングテープも簡単にはがれるのでとっても扱いやすいです。




その型紙にそって切ります。カッターでサクサク切れます。あとは出来上がった壁をお部屋に設置すれば…




空間を区切るだけでなく、狭いお部屋にも奥行きが感じられるように(?)

玄関を上がってすぐとキッチン・ダイニングを区切りたかったのでこういう風に壁を追加してみましたが、少し広く感じられて思わぬ効果に得した気分になれました。



ここからが本題のウッドクラフトです。


キャン★ドゥさんでウッドクラフトの今まで見かけなかったシリーズが出ているのを発見しました。シルバニアさんに合わなそうな大きさのものもあったのですが、よさそうなこの2つを購入。

今回は右側のセットの低いチェストを作りました。高い方は引き出しが全てダミー(開かない)ようですが、低い方は観音開きの扉が開くようです。引き出しの方はこっちもダミーですが。




裏の説明書を見ながらこのチェストのパーツを取り外します。ダミーの引き出しは好みでないので、そのパーツはこのままごみ箱へ。ごめんね…

ここで2回くらいダイソーさんのニスを重ね塗りしたのですが、写真を撮り忘れました。あまり塗りすぎると組み立てるのが難しくなるので、1回か2回にした方が良いと思います。




せっかくだから開く扉の窓にはガラスが入っているように作ろうと、ニスが乾くまでにプラバンを2枚切り出しました。

ニスが乾いたら組み立てます。私はこの時作り方の写真とは上下逆に扉をつけました。その方が自然な形に思えたので。




扉の内側からプラバンをボンドで貼り付けます。見えにくいのですが、チャコールネコさんにプラバンを持たせて写真を撮ってみました。

組み立てた状態でニスをさらに重ね塗りします。扉のところは開閉しにくくなるかもしれないので控えめに塗ります。




ネイルスタッズを木工用ボンドで貼って取っ手風に。ボンドはつけすぎないように気をつけます。





本来ダミー引き出しがあるはずの部分はシルバニアさんサイズの本がぴったりくらいの高さの収納スペースになりました。ニスを重ね塗りしたので深い色と光沢のある仕上がりです。



これまでのキャン★ドゥさんのウッドクラフトシリーズとはいくつか相違点があるようです。


・板の片面に白い塗料が塗ってあり、裏表が分かりやすい。そのままでも仕上がりが綺麗。

・塗料の面はニスも綺麗にのる。

・このセット以外にもデザインにひとひねりある印象。猫足など。

・接続用の穴などのパーツ取り外しが大変になっていた。細かい部分の切り込みが浅い?

・説明書の完成図にパーツ識別用アルファベットが振られていないので分かりにくい。

・パーツのカットが杜撰。接続部分になるでっぱりが目視で穴より大きいと分かるくらい。


このカットの杜撰さにはちょっと閉口しました。

例えば、扉には軸棒があり上下の板に空いた穴に差し込んで回ることで開閉するのですが、扉2枚をぴったりくっつけて並べても軸棒の距離が上下の板の穴より離れているのです。ほんのちょっとならやすりがけなどで済むのですが、4mm程度は差がありましたのでカッターや彫刻刀で削らないと閉まらないという体たらく。ほとんどの接続用のでっぱりも彫刻刀で細くしないとはまりませんでした。はずれ個体を引いたのかもしれませんが、この製品の素敵なところを死なせてしまっているのが残念です。


同じパックでセットになっていた背の高いチェストは引き出しが全てダミーなので、あまり好みではありません。もったいないので一部のパーツだけ利用して違うものを作ろうかと思います。

酷評しましたが、100円でこれだけ楽しめるなら十分素敵な商品です!

7丁目のワンルーム

あんまりお金はないけれど、ハンドメイドやらシルバニアやらを楽しんでいます。好きなものに関連した情報をまとめていきたい備忘録。

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