簡単な豆本の作り方(その1)

シルバニアの本はプラスチックのカタマリに表紙のシールを貼るものだった記憶があります。私の持っているのが古いだけかもしれませんが。

それだとちょっと味気ないし、開いてシルバニアさんに持たせたりもしたいので、

簡単な豆本を作ってみました。改良の余地だらけですが、一応残しておきます。



用意するもの

・表紙をプリントアウト等したもの

・コピー用紙(私はB5を使っています)

・糊(テープ糊など水分の少ないものがおすすめ)

・木工用ボンド



まず、コピー用紙を半分、その半分、さらにその半分…と切っていきます。

見開きの大きさで切るのはストップ(半分に折ったら表紙くらいのサイズということ)。

B5やA4だと黄金比なので、いつでもきれいな比率でページを作れて便利ですよね。

大きさはお好みですが、私は確かB5の1/32を見開きの大きさとして作りました。


また、本の表紙をプリントアウトしておきます。表紙、背表紙、裏表紙の3つがまっすぐ揃ってつながった状態のものを用意してください。


こんな感じですね。

こんな感じですね。ここでポイントが二つあって、一つ目は次に作る中のページの紙より1~2mmくらい大きめにしておくこと。もう一つは余白をしっかり取ることです。

上の画像のように背表紙のサイドの上下(わかるかなあ)と、四隅を切り落とします。

余白の幅や切り落とす角度は測らなくて大丈夫。私なんてフリーハンドで豪快にやっていますがなんとかなります。


ここでいったんさきほどのコピー用紙と大きさを比べて見て、大丈夫そうならそのサイズにお好きな枚数分切って、すべて半分に折って同じ向きに重ねます。

お好きな枚数でよいのですが、用意した本の背表紙よりは薄めがおすすめです。


重ねたら、折り目の方(広がっていない方)にボンドをつけて洗濯ばさみなどでとめておきましょう。ボンドはすこーし水を含ませてのばすと扱いやすいのですが、紙に染み込むと見栄えが悪いので様子を見つつ。




ビニールはボンドくっつき防止兼洗濯ばさみの跡がつくの防止でつけただけで深い意味はありません。ボンドが乾くまで放置。


表紙の方は、先ほど切り込みを入れた背表紙の幅の余白に糊を付けて内側に貼ってしまいます。印刷したよりもさらに少し内側に折り込んでおくと、断面にも白い部分が見えなくて綺麗です。また、そのほかの余白の部分も糊だけ付けずに内側に折り癖を付けておきます。ここも内側に折り込んでおく(そのために少し大きめにしておいたのです)。

内側に折り込み忘れた写真で申し訳ありませんが、


こんな感じです。

後ろはボンドが乾いた中のページです。最初と最後の一枚ずつを開いている状態。

この最初と最後のページをそれぞれを表紙と背表紙に糊で貼って、折り癖を付けた余白で包むように閉じるだけ。ページの大きさより少し大きめに閉じられるならその方がかっこいいですよ、ハードカバーっぽくて。

ここでポイントですが、背表紙より薄くなっている分背表紙が少し余りますので、ここには糊をつけずに表紙と裏表紙だけにしておいて…


こんな風に背表紙の遊びの部分をコの字に折り曲げて表紙・裏表紙とくっきり分けます。

はい、できあがり!


汚い作業風景と荒れた手がお目汚ししておりますが。



実は、普段は今回の作り方より簡単な作り方でよく作っているのですが、今は材料が切れちゃっているのでいずれ「その2」にまとめたいと思います。

この作り方のいい所は、すきなデザインをPC上で作れば量産してシルバニアさんの書斎におけるところ、コストが非常に低いところ、表紙が紙で薄いのでオーバースケールにならないところでしょうか。

半面、紙でできている分耐久性はありませんし、PC慣れしていない私などには表紙をちょうどいいサイズでプリントするのに3日くらいかかりましたし…


もう一つの方法もいずれ買い出しに行ったらまとめます!
作り方にはもっと写真をとる必要があることも分かりましたので、もっといい記事をかけるようになりたいものです。

7丁目のワンルーム

あんまりお金はないけれど、ハンドメイドやらシルバニアやらを楽しんでいます。好きなものに関連した情報をまとめていきたい備忘録。

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